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フィアット通貨とは?仮想通貨とフィアット通貨の関係は?【初心者向け解説】

2022年8月13日

仮想通貨をやっていると必ずでてくるのが、「フィアット通貨」と言うと単語。

フィアット通貨が何なのか、初心者さん向けに、簡単に解説します。

フィアット通貨とは?

フィアット通貨は、英語で「fiat currency(フィアット・カレンシー)」

法定通貨のことです。

法定通貨とは、日本円や米ドル、ユーロなど、中央銀行が発行した通貨のこと。

  • 日本円
  • 米ドル
  • ユーロ
  • 英ポンド

いわゆる、国が発行するお金。

旅行に行った時に、現地で使うために、日本円から両替する通貨のことです。

FXで取引できるのは、フィアット通貨ですね。

ポイント

フィアット通貨:

  • 中央銀行が発行する通貨

  • 日本円やドルなど、国のお金

フィアット通貨の特徴

フィアット通貨は、供給量が決まっていません。

その国の中央銀行の政策によって、供給量を決定することができます。

政府や中央銀行は、経済情勢に合わせて、マネーサプライ(貨幣の供給量や流動性)をコントロールることができます。

一方で、政府が無責任な金融政策をすると、フィアット通貨の価値も減価します。

大量の資金を市場に流入させて量的緩和政策をやりすぎると、バブル経済を発生させる原因にもなります。

一度は経験してみたかった、80-90年代のあの「バブル」ですね。

ポイント

フィアット通貨:供給量は決まっていないので、政府がコントロール

仮想通貨とフィアット通貨の関係

なんで仮想通貨の話でも、フィアット通貨がでてくるの?

現状は、「ビットコインはUSDベースで$〇〇、JPYベースで¥〇〇」といったように、フィアット通貨に対しての価格で評価されています。

また、利益確定で、仮想通貨をフィアット通貨に戻す作業もあります

現状は、仮想通貨は、フィアット通貨ベースです。

「日本円で、1BTCはいくら」と価格を見ます。

今後、仮想通貨がさらに普及し、仮想通貨での決済が一般的になっていくと、BTCベースになるかもしれません。

実は、仮想通貨が浸透しているのは、先進国よりも発展途上国です。

それは、自国のフィアット通貨が不安定なためです。

ビットコインは乱高下するとは言え、全世界で取引できます。

フィアット通貨が紙くずになる不安を抱えるより、ビットコインの方が安心できるわけです。

ジンバブエドルのような、ハイパーインフレ対策に、仮想通貨が選択されています。

日本円はいくら円安といは言え、世界の主要通貨として安定しています。

そのため、日本人としては、仮想通貨の方が怖いと思っちゃいますよね。

仮想通貨の普及によって、フィアット通貨の価値やあり方が変化していくので、今後の流れもチェックしていきましょう。

ポイント

  • フィアット通貨ベースで、仮想通貨の価格がついている

  • 自国通貨への不安から、発展途上国でより仮想通貨が普及

ちなみにインスタで、用語などをよりシンプルにまとめています↓