2022年8月時点での、仮想通貨の保有率は7%と発表されました。
世界の数字と比べながら、内容を深掘りしてみましょう。
日本の仮想通貨普及率【2022年8月】
オーストラリアの調査会社のFinderが、暗号資産普及指数の調査を実施しました。
調査内容は、26か国のネットユーザーが対象です。
最新の調査によると、2022年8月現在、日本人の仮想通貨保有率は7%です。
仮想通貨の国別普及率は?
2022年8月時点、仮想通貨普及率の世界平均は、15%です。
途上国は普及が進んでいます。
アメリカが13%なので、日本は普及がやや遅れ気味です。
人気な通貨は?
日本で人気な通貨は、ビットコイン、イーサリアム、ドージコイン。
世界で人気のトップ3と順位は同じですが、イーサリアムのシェアが世界平均より高め。
ゲーム好きだからかな?
仮想通貨の男女比率は?
世界の男女別の比率を見ると、男性が67%所有に対し、女性は33%。
男女間のギャップが少ない国でも、女性が男性の所有率を上回るところはありません。
なので、日本だけが女性が仮想通貨を保有していないわけでもないです。
アメリカは女性の保有率が28%と、日本よりもシェアが低いです。
仮想通貨の年齢層は?
年齢のコア層は、18歳〜34歳。
私自身もこの層なので、ボリュームゾーンに属しているみたいです。
仮想通貨自体が10年くらいで発展したものなので、ミドル以上の世代には懐疑的に映るのでしょう。
普及率7%って、実際どのくらい?
この、「普及率7%」。
肌感覚で言うと、どのくらい浸透している感じなんでしょうか?
私のイメージは、iPhoneが流行る前、2009年〜2010年頃のスマホです。
昨今の仮想通貨の雰囲気って、あの頃と似ていると感じます。
知名度はそこそこあるけど、受け入れられていない感じ。
丁度、当時のスマホの普及率は、7%くらい(多分)。
「多分」と言うのには、訳があります。
2010年からしか、データがないんです。
2009年のスマホシェアが7%
2010年以降は、総務省のデータ。
2009年は総務省のデータがなくて、電通とMM総研のデータを参照に入れました。
そのため、1〜6.8%と、数値にブレがあります。
電波を管轄する総務省が、スマホのデータ取ってないんですよ。
それ程までに、スマホは有力視されていなかった。
なんなら、女子が持っていると、冷ややかな目をされました。
仮に、当時のiPhoneも、仮想通貨と同じような男女構成だとしましょう。
保有者7%の中のたった3割だけが、女性のiPhoneユーザーだったとしたら。
そりゃ、アウェイも納得です。
ただ個人的な肌感覚だと、当時のiPhoneよりも、仮想通貨は女性に支持されている気がします。
2022年は仮想通貨の前夜?iPhoneで振り返る波に乗るタイミング。スマホがガラケーを食った頃の話
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今、仮想通貨を始めたら、アーリーアダプター
普及率が7%と言うことは、今、仮想通貨を始めたら、アーリーアダプター(早期導入者)です。
先行者です。
仮想通通貨普及率、世界平均は15%
15%と言うことは、世界的には仮想通貨の普及は、次のステージに突入しています。
「アーリーマジョリティ」ってやつです。
もう「マジョリティ」だなんて、思ってたより進んでいます。
数値の差よりも、日本はステージごと遅れているみたいです。
やっぱ我々、新しいもの苦手ですよね。
選択するために知識をつけよう
世界のスピード感について行き、今、仮想通貨を始めたら。
日本でも、世界でも、早期参入者です。
ただ、仮想通貨を始めるのって、怖いですよね。
私は、始めようと思ってから、実際に始めるまで、5年かかってます。
用語も何もかも、馴染みないんですもの。
ビビって当たり前です。
ビビらなきゃ、ギャンブラーの素質あります。
仮想通貨をやるようになって今でも、理解しがたいこともあります。
「このイラストのNFTが、なんでこんな高額なの?」と感じることも、多々です。
それはそれで良いかな、と思っています。
始めるにせよ、始めないにせよ、社会が仮想通貨時代に突入してしまっています。
よく分からないからと、頭ごなしに全否定するのは、スマートはありませんよね。
選択するための基礎知識は、ちょこちょこ増やして行きましょう!