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2022年は仮想通貨の前夜?iPhoneで振り返る波に乗るタイミング。スマホがガラケーを食った頃の話

2022年8月3日

今じゃ、携帯電話と言えばスマホが当たり前。

でも、iPhoneが発売された頃は、メインストリームなるとは思われてませんでした。

昨今の仮想通貨は、iPhoneが浸透する前の頃に、すごく雰囲気が似ているなって感じます。

知らない方、覚えてない方もいると思うので、スマホからガラケーに移り変わる当時の様子を紹介します。

時代の変わる瞬間をおさえて、新時代の波を乗りこなしましょう。

iPhoneが日本に上陸した2008年

iPhoneが世の中に登場したのが、2007年。

今じゃ当たり前のスマホですが、2007年に初代iPhoneが発売されてから、まだ15年なんです。

初代iPhoneは、モバイル通信規格の3Gが使えず、日本では未発売でした。

日本への初上陸は、翌年2008年発売のiPhone 3Gです。

当時のiPhoneは、Softbank専売。

すでにApple信者だった私はすぐに買いたいところですが、docomoの家族携帯だったので買えませんでした。

2008年当時、学生だった私の周りでiPhone 3Gを持っていたのは、テック系お洒落男子1人だけ。

当時500〜600件くらいは、アドレス帳に知人の連絡先が入っていた気がします。

500人中、1人です。

2009年に女子がiPhoneを持つとどうなる?

マーケット
2007年初代iPhone 発売 / 日本では未発売
2008年iPhone 3G発売 / 日本ではソフトバンク専売
2010年iPhone 4発売
2011年LINEがサービス開始
2011年iPhone 4S発売 / auでiPhone取扱開始
2013年iPhone 5発売 / DocomoでiPhone取扱開始

docomoでの取り扱いが待ちきれず、私が2台持ちでiPhoneを手に入れたのは、2009年。

女子でiPhoneを使う人なんて、一般層にいませんでした。

周りからは、全否定でした。

今じゃ、考えられませんよね?

びっくりするほどの、全否定です。

否定というか、ガチで引かれました。

「え〜iPhone?見せて見せて〜!」なんてノリは皆無です。

私のスマホを見るたびに、みんな言います。

あー、そういう感じね

うわー、そういうの好きそうだよね

腫れ物を扱う感じでした。

動くデコメ全盛期だったので、気持ちもわかります。

文字化けしてデコメも絵文字も使えないので、私からのメールは真っ黒です。

LINEはまだないので、勿論スタンプなんてない。

使えるのは、「笑」「!」「☆」のみ。

憧れの先輩にも、こう言われました。

君のメール、真っ黒だよね

そんな時代です。

docomoであることがステータスだった

i-Mode(iモード)によって、絵文字が飛躍したのもあって、docomoユーザーはガラケーの中でも古参。

当時は、特に女子の中ではdocomoを使っているのが、少しステータスみたいな風潮がまだあったと思います。

メールアドレスがdocomoであることで、静かなるマウンティングが発生するんです。

LINEがまだ浸透してないので、やりとりはEメールです。

だから、メールアドレスのドメインはdocomoが良いんです。

docomoがステータスなので、docomoユーザーは保守的な子が多かった記憶。

しかも、iPhoneの参入が遅かったので、特にdocomoユーザーはスマホにネガティブ発言が多かった思い出です。

ゲームチェンジは2012年

出典:総務省|平成29年調査 「我が国の情報通信機器の保有状況の推移

2009年の携帯端末のスマホのシェアは、総務省には統計がありません。

2009年の普及率は、電通によると、1%。

MM総研によると、6.8%。

調査によってマチマチな程、スマホが流行ると思ってなかったんでしょうね。

携帯電話のスマホシェア
2009年1〜6.8%
2010年9.7%
2011年29.3%
2012年49.5%
2013年62.7%
2014年64.2%

3年で、マーケットが激変です。

総務省によると、2012年のスマホのシェアが、49.5%

2013年が、62.6%

マーケット
2007年初代iPhone 発売 / 日本では未発売
2008年iPhone 3G発売 / 日本ではソフトバンク専売
2010年iPhone 4発売
2011年LINEがサービス開始
2011年iPhone 4S発売 / auでiPhone取扱開始
2013年iPhone 5発売 / docomoでiPhone取扱開始

ゲームチェンジが始まったのは、auがiPhone4Sを取り扱うようになった、2011年秋〜2012年だと思います。

3大キャリアの中でSoftbankだけだったのでiPhoneを否定していた層も、「auでも買えるなら使うわ」と参入。

2012年頃、「スマホは別にいらない派」の人も、機種変のタイミングでスマホにする人が出てきました。

まだ2012年に否定派だった友達は、機種変でスマホにしていく子達を見て「あーあー、あの子も魂売ったな」と言っていました。

魂売るってなんのこっちゃって話ですけど、そんな時代があったんです。

最後のダメ押しは、docomoが取扱を開始した2013年

「スマホは要らない、絶対ガラケー」と最後まで言っていた友達も、2013年についに鞍替えしました。

やはり、ガラケーが少数派になったのが大きかったんでしょう。

出典:RISKEYBRAND

2013年のLINEが普及率は20%強ですが、若年層ではもっと広がっていました。

EメールからLINEにツールが変わったのも、スマホへの乗り換えを後押ししたと思います。

私たちは、新しいものが苦手です。

でも、取り残されるのは嫌

50%前後で、オセロの色が変わるように、一気にシェアが切り替わります。

どうせ抗っても、過去には戻れません。

周りが使っていて、危なくないって安心できる頃に始めたい

過半数超えて、でも、少数派になる前には参入したい

そういうマインドの方が、多いのかなと思います。

つまり、シェア50%を越す前には、新しい波に乗りたいところですね。

ポイント

  • 新サービスの普及率50%を超える前には、参入したい

まとめ

スマホが出てきた頃に、本当に一般層では否定的でした。

「ガラケーで十分」

そうみんなが言っていました。

シェアが30%超えた辺りから「気になる存在」になり始め、50%超える頃に、一気にオセロの色が変わりました。

今に不便はないし、十分。

でも、新しいツールやテクノロジーが更に便利なら、流れを否定して逆らっても、置き換わるんです。

もちろん、新しいことに飛びつかなくても良いんです。

でも、柔軟でいられるように、新しい情報をキャッチしていきたいですよね。

ちなみにインスタで、用語などをよりシンプルにまとめています↓