初心者でも失敗しない、WordPressテーマの選び方を紹介します。
ワードプレスのテーマってどうやって選んだら良いの?
こんな悩みを持つ初心者ブロガーさんは、参考にしてみてください。
WordPressテーマって何?
WordPressのテーマは、Webサイトのデザインのテンプレのことです。
デフォルトのサイトの見栄えを整えていく為に使うのが、Wordpresのテーマ。
テーマ(テンプレ)で大枠のデザイン作り、細かい部分を自分でカスタマイズして、サイトを作っていくのが主流です。
プログラミングスキルのない初心者でも、簡単にサイトがデザインできるのでWordPressのテーマ導入は必須と心得ましょう。
WordPressテーマの選び方
Wordpresのテーマは、たくさんの種類があります。
自分のサイトに合ったテーマを選ぶとき、4つのポイントを考えてみましょう。
WordPressテーマ選びのポイント- 用途
- デザイン
- 機能
- 情報量
WordPressテーマの選び方:WEBサイトの用途
テーマの選び方は、まずはサイトの用途。
WEBサイトの用途の例は、こんな感じです。
- ブログ
- コーポレイトサイト
- ECサイト
- ポートフィリオサイト
- アフィリエイトサイト
ECサイトにしたいのか、ブログにしたいのか。
ポートフィリオをのせるための、ギャラリーにしたいのか。
サイトの目的や用途によって、伝わりやすいデザインやレイアウトがありますよね。
wordpress.orgでも、サイトの用途でテーマを絞り込むことが出来ます。
テーマによって得意なジャンルがあるので、ブログの用途に合わせてテーマを選びましょう。
テーマで目移りしちゃう方は、まずはWebサイトの運営目的を明確にしましょう
WordPressテーマの選び方:デザイン
可愛らしいサイトにしたい場合、デフォルトのデザインが可愛いテーマを導入した方が、カスタマイズが楽です。
例えば、Webメディア「サルワカ」から生まれた有料テーマ「SANGO」。
サルワカさんには、CSSのカスタマイズの勉強で、私も大変お世話になっています。
フラットデザインと優しいカラーリングで、可愛いけどスッキリしたデザインのテーマです。
サルワカのトーンマナーが好きで、サルワカ風にしたい方は、SANGOを導入したら近道です。
ロゴ入れて少し配色変えるだけで、完成しちゃいます。
WordPressテーマの選び方:機能
簡単にブログカードが作れるのか、AMPに対応しているのか。
トップページで、スライドショー簡単に作れるのか。
究極的には、カスタマイズしたらどんなテーマでも出来ないことはないです。
でも、デフォルト機能が備わっていれば、それだけカスタマイズが楽になり近道です。
機能って言われても、初心者だからよく分からない
「こんな感じにしたい」と思ったサイトのテーマを真似っ子しましょう
ポイント
- デモサイトを見てイメージを膨らませる
- 好きなサイトデザインの使用テーマをチェックしてみる
WordPressテーマの選び方:情報量
初心者の方は、情報量が命綱。
テーマ選びでは、情報量も気にしてみてください。
私の話をすると、個人的には、海外のシンプルなデザインが好みです。
デザインの点だけで言うと、海外のテーマを使いたいところ。
しかし残念ながら、細いカスタマイズは得意ではありません。
基本、先人達の情報に頼っています。
デザイン面だけでなく、相性がいいプラグイン(拡張機能)なども、全て英語で調べるのは骨が折れます。
そのためデザインの好みではなく、情報量を優先して、日本人ユーザーの多い日本語のテーマを選んでいます。
ユーザーが多いと、デザインが被っちゃわない?
同じテーマを使っていても、カスタマイズ次第で見栄えは全然違ってくるので、大丈夫です。
カスタマイズを頑張りましょう!
世界で人気なテーマの日本語での情報量は?
グローバルで人気なテーマを、情報量で比較してみましょう。
制作者がWordPress.orgのテーマはデフォルトで入っているので、公式以外の人気テーマを3つを比較します。
WORDPRESS.ORG(ワードプレス公式ページ)にあるテーマで、一番人気なのがAstra。
100万サイト以上で使用されていて、5000近くのレビューがあって、星5つ。
Hello Elementorは、2番目に人気のテーマです。
Hello Elementorも、100万サイト以上で使用されています。
Googleで「テーマ名 カスタマイズ」で検索した結果を見てみましょう。
テーマ | デザイン | 備考 | Google 検索ワード | 検索結果 |
---|---|---|---|---|
Astra | WordPress.org 人気テーマ1位 | Astra カスタマイズ | 約 2,770,000 件 | |
Hello Elementor | WordPress.org 人気2位 | Hello Elementor カスタマイズ | 約 4,110 件 | |
OceanWP | WordPress.org 人気3位 | OceanWP カスタマイズ | 約 10,800 件 | |
Cocoon | 人気の無料テーマ | Cocoon カスタマイズ | 約 522,000 件 |
Astraは、日本語でも情報量が潤沢です。
国産テーマではありませんが、日本人のユーザーが多く情報を拾えます。
2番目に人気のHello Elementorは、検索結果は4,110。
世界でのユーザーは多いけれど、日本でのユーザーがとっても少ないんです。
自分が探したい「具体的なカスタマイズ方法」を検索しても、情報が日本語ではないかもしれません。
第3位のOceanWPは、Hello Elementorよりは情報が出てきますが、国産無料テーマののCocoonと比べたら、50分の1です。
英語が日本語と同等レベルで得意なら、問題ないです。
英語が得意なだけでなく、「英語で新しいことを学んだり習得するのに慣れている」というレベルです。
多少英語が得意でも、自分の新しい領域を英語で調べながら進めるのは、負担は2倍です。
新しいことを始めるときは、とにかくハードルを下げることが大事。
初心者は、日本語の国産のテーマの方が挫折することなく続けられます。
おすすめのWordPressテーマ
テーマは、無料と有料のものがあります。
人気のWordPressテーマを紹介します。
テーマ | デザイン | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
Cocoon コクーン | 無料 | 無料とは思えない高機能。 デザインの幅が広い。 | |
AFFINGER6 アフィンガー6 | 14,800円(税込) | 高機能で洗練されたデザイン。 アフィリエイト向き。 | |
SANGO サンゴ | ¥11,000(税込) | サルワカさん制作。 フラットなデザインと可愛らしい配色。 ブログ向き。 | |
JIN ジン | ¥14,800(税込) | ヒツジさん制作。 柔らかいデザインで、女性ユーザー多い印象。 | |
SWELL スウェル | ¥17,600(税込) | 新エディタ対応でシンプルなデザイン。 すっきりした印象のテーマ。 |
上に挙げたテーマは、どれも情報が多く、デザイン・機能共に素晴らしいテーマです。
デザインの好みを優先するか、機能の好みを優先するか。
自分のサイトの目的に合わせて、選びましょう。
おすすめ無料テーマ:Cocoon無料テーマで始めたいなら、オススメは断然Cocoonです。
2年半運営している別のブログは、Cocoonを使用しています。
デフォルトの設定が沢山あり、本当に、無料とは思えないクオリティです。
用意されているデザインの幅が広いのも、特徴です。
ニュートラルにも可愛いにも、カッコイイにもカスタマイズが楽です。
おすすめ有料テーマ:AFFINGER6このブログは、AFFINGER6を使用しています。
デザイン的に、SWELLとAFFINGER6と迷いました。
最終的には、「サイトの目的」がアフィリエイトだったので、AFFINGER6を導入しました。
機能も豊富で、使い勝手も良いです。
ユーザーが多いので、分からないことも、調べたらすぐ情報にたどり着けます。
お気に入りの機能は、マイブロック 。
よく使うブロックを、辞書登録する機能です。
都度ゼロから作らなくても呼び出せるので、作業効率がめちゃくちゃ上がりました。
稼ぐためのアフィリエイトブログなら、AFFINGER6オススメです。
有料テーマは最初から導入がコスパ良し
有料テーマに興味がある方は、最初から有料で始めるのがオススメです。
支払いは、毎年固定費でかかるものではなく、購入時の1度だけ。
購入テーマは、複数のサイトに使うことができます。
10万円となるとひよりますが、高いものでも2万円以下。
絶妙な価格設定なので、ゆるめにサイト運営しても回収可能なラインです。
長期的なサイト運営を考える場合は、それほど大きな買い物にならないので、気になる方は初期導入がオススメです。
有料テーマのポイント
- 有料テーマは購入時のみの支払い。サブスク方式ではない。
- 購入したテーマは、追加料金なしで複数サイトで使用できる
テーマはいつでも変更が可能なので、ワードプレスに慣れてから切り替えるのもアリです。
私自身も、収益化が始まって、サイトの将来性が見えてきてから切り替えようと考えていました。
しかし、時期が来た時には、変更するのが面倒すぎました。
テーマ毎にも操作性や、相性の良いプラグインなどそれぞれが個性があります。
テーマを切り替えれば、勿論カスタマイズも白紙に。
なかなか、労力を要する作業です。
私の場合は、既存ブログのテーマに切り替えは面倒だったので、新しいブログから有料テーマを使用することにしました。
ジャンル毎に特化ブログをやってみたい
こんな風に、長期的なブログ運営を考えている方は、思い切って有料テーマを最初から導入するのがオススメです。