Twitterなどで、「イナゴ」と「クジラ」って見かけませんか?
仮想通貨だけでなく、株やFXなんかでも使われる表現です。
この記事では、初心者さん向けに、「イナゴ」と「クジラ」の意味を解説します。
イナゴとは?
イナゴとは、情報が出た銘柄に飛び乗って、短期間に何度も売買を繰り返す個人投資家こと。
「イナゴ」は、昆虫のイナゴが由来です。
食べ頃になると大群で稲に群がり、食べつくすと次の場所に飛び去るイナゴをイメージさせることから、そう呼ばれています。
用語 | 意味 |
---|---|
イナゴ | 情報が出た銘柄に飛び乗って、短期間に何度も売買を繰り返す個人投資家こと。 |
イナゴ買い イナゴ投資 | 盛り上がっている銘柄や、有名投資家が保有する銘柄に飛びついて買うこと。 |
イナゴタワー | 短期間で急上昇した後に急落し、塔のような急直下な形のチャート。 |
イナゴは、仮想通貨だけでなく、株・FXなどでも使用されるワードです。
情報をいち早く収集し、最初に飛び乗ったイナゴは、利益を上げます。
しかし、逃げ遅れたイナゴは、タワーに取り残されて死亡します。
逃げ足に自信がない方は、イナゴタワーが鋭角すぎるものは、触らない方がベターです。
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クジラとは?
「クジラ」とは、仮想通貨を大量に保有している、個人や事業体を指す言葉です。
基本的には、機関投資家ですね。
ビットコイン市場におけるクジラは、1,000BTC(約28億円、2022年6月27日時点)以上保有する投資家のこと。
2021年頃からビットコイン関連のニュースで「クジラ(Whale)」が出てくるようになりました。
なぜクジラが注目されるかというと、市場への影響力が大きいから。
海面で大きく口を開いて、魚を捕食するクジラの食事シーンをイメージしてください。
あの捕食シーンのように、ビットコインが「ぐわーーー」と、買われたりする訳です。
クジラが売買するだけで、価格は大きく変動します。
そのため、クジラの動向は注目されています。
株の世界でも、クジラは使われます。
意味は同じですが、日本株の「5頭のクジラ」の場合は、こちらになります。
- 日本銀行
- 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
- 共済
- ゆうちょ銀行
- かんぽ生命保険
クジラ・クラスター
クジラの動きをチェックし、変化があった場合にアラートで知らせてくれる、ツールがあります。
Twitterでフォローするだけなので、オススメ。
こちらは、クジラの動きをアラートで教えてくれる「Whale Alert」。
🧠 🧠 🧠 There is good reason why you follow us and now we have the science to back it up! Check out the fascinating research below to learn more about the effects of #Tether #USDT whale alerts on the crypto market!https://t.co/axSkv42F2K
— Whale Alert (@whale_alert) August 1, 2022
こちらは、クジラの動向を分析し、上昇トレンド・下降トレンドを察知する「Whalemap」。
More info about Whalemap's raise and its token launch -- yes - its token launch 💥
— whalemap (@whale_map) December 9, 2021
👇Thread 👇
英語が苦手な方も、流し見でもだんだん慣れてくるので、とりあえずフォローがオススメ。
まとめ
覚えたい仮想通貨ワードは、「イナゴ」「クジラ」。
特にTwitterでの会話で良く見かけるので、覚えておきましょう。
イナゴ:話題の銘柄に群がる個人投資家
クジラ:大量保有している機関投資家