シードフレーズと秘密鍵って何が違うの?
シードフレーズは変えられるの?
この記事では、こんな疑問にお答えします。
シードフレーズって?
メタマスクなどでウォレットを作成すると、12個の英単語が出来きますよね。
あれが、シードフレーズです。
12個の英単語からできた暗号データで、アプリによって呼び名は様々です。
- シードフレーズ
- シークレットフレーズ
- シークレット リカバリー フレーズ
- シークレット バックアップ フレーズ
全部、同じ12個の英単語のアレのことです。
シードフレーズの役割
仮想通貨 | 銀行口座 |
---|---|
ウォレット | 預金口座 |
シードフレーズ | 暗証番号 |
秘密鍵 | 送金パスワード |
シークレットリカバリーフレーズは、ウォレットの「秘密鍵」を管理しています。
秘密鍵とは
暗号資産を送金するときに必要な暗号データ。
全ての秘密鍵を束ねた、言わば、銀行口座の暗証番号みたいなもの。
この単語が流出すると、メタマスクの中の暗号資産が盗まれます。
ウォレット1つに対して、シードフレーズも1つです。
シードフレーズを使う時
シークレットリカバリーフレーズは、ウォレットを復元したり、インポートしたりするときに使います。
具体的には、こんな時。
- ハードウェアウォレットを無くした時
- パスワードを忘れた時
- パソコンの買い替え時
- スマホを新規にウォレットをインポートする時
「シードフレーズは大事なので、必ず紙に書いてメモに残しましょう」と、散々聞きますよね。
こんな時に使うので、シードフレーズは大事なんです。
シードフレーズは、- 単語が12個書いている
- 秘密鍵を管理している
- シードフレーズが漏れたら、秘密鍵も盗まれる
- シードフレーズが漏れたら、仮想通貨は盗まれる
- アカウントの復元やスマホの機種変などで必要
秘密鍵って?
じゃあ、秘密鍵ってのは何なの?
秘密鍵は、ブロックチェーン上の自分の資産を操作するためのもの。
銀行で言うと、送金パスワードみたいな感じです。
仮想通貨 | 銀行口座 |
---|---|
ウォレット | 預金口座 |
シードフレーズ | 暗証番号 |
秘密鍵 | 送金パスワード |
秘密鍵は暗号資産を送金するときに必要なものなので、こちらも超大事。
見た目は、ランダムな文字列です。
秘密鍵が盗まれると、暗号資産も盗まれます。
秘密鍵は、- 仮想通貨送金に必要
- ランダムな文字列
- 秘密鍵が漏れたら、仮想通貨は盗まれる
シークレットリカバリーフレーズは変更できない
シークレットリカバリーフレーズは、アカウント登録時に自動生成されます。
永遠にそのフレーズなので、自分で変更はできません。
変えたい場合は、アカウントを新規作成するしかありません。
もし、メタマスクなどがハッキングされたり、怪しいサイトに繋いでしまった場合は、アカウントから作り直して、同じウォレットは使わないようにしましょう。
まとめ
シークレットフレーズと秘密鍵は、役割は少し違いますが、どちらも超大事。
どちらの情報が漏れたとしても、仮想通貨は盗まれます。
細かい点はさておき、とにかく絶対に第三者に教えていけないもの達です。
- シードフレーズは12個の英単語
- 秘密鍵はランダムな文字列
- どちらもが情報漏洩したら、仮想通貨は盗まれる
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