ウォレットって何?
ウォレットが沢山あって、意味が分からない
あらゆることに「ウォレット」というワードが使われるので、初めは概念が掴みづらいんです。
でも、安心してください。
仮想通貨のウォレットが何なのか、初心者向けに簡単に解説します。
ウォレットって何?
仮想通貨で言うウォレットとは、「仮想通貨を保管するのお財布」のこと。
「保管するお財布」という風に、「保管」が頭につくのがポイント。
保管場所によって、ウォレットの使い道・使い勝手が違うんです。
日本円を保管する方法を、イメージしていましょう。
- お財布
- デビットカード
- ICカード
- QR決済のチャージ
- タンス預金
- 金庫
- メガバンク銀行
- ネット銀行
日本円を入れて置く場所は、このように色々保管先があります。
つまり、これらは日本円の「ウォレット」です。
仮想通貨では、保管先・管理方法をウォレットと呼びます。
「ウォレットの種類にはいくつかある」そう聞くと、こんな風にイメージしませんか?
仮想通貨 | 日本円 |
---|---|
〇〇ウォレット | 〇〇銀行 |
××ウォレット | ××銀行 |
◇◇ウォレット | ◇◇銀行 |
●●ウォレット | ●●銀行 |
こうやって、ウォレットを考えると、ドツボにハマります。
仮想通貨 | 日本円 |
---|---|
〇〇ウォレット | Suica |
××ウォレット | PASMO |
◇◇ウォレット | ICOCA |
●●ウォレット | TOICA |
ウォレットは、一つの特定の保管先の名称じゃないんです。
日本円の保管方法に置き換えてウォレットを考えるときは、こんな風にイメージしてみてください。
仮想通貨 | 日本円 |
---|---|
〇〇ウォレット | お財布 |
××ウォレット | ICカード |
◇◇ウォレット | タンス預金 |
●●ウォレット | 金庫 |
〇◼️ウォレット | ネット銀行 |
ここから、更に種類をブレイクダウンしてみましょう。
そうすると、楽天銀行もウォレット。
みずほ銀行もウォレット
Sicaもウォレット。
LINE Payもウォレット。
一見、横の繋がりがなさそうなものが全てウォレットと呼ばれているのは、こういう訳です。
こんな風にウォレットの概念を捉えると、色んなウォレットが出てきたときに混乱しにくいです。
ウォレットの種類
仮想通貨のウォレットとは、「仮想通貨を保管するのお財布」のこと。
仮想通貨を保管する場所のこと、と理解できましたね。
では、どんなウォレットがあるか、紹介します。
- ホットウォレット:インターネットに接続しているウォレット
- コールドウォレット:インターネットに接続していないウォレット
仮想通貨 | 具体例 | 特徴 | 具体例 |
---|---|---|---|
ホットウォレット | デスクトップウォレット | パソコンにインストールして使用 | Copay Bitpay Bitcoin.com |
モバイルウォレット | スマホなどのモバイルにインストールして使用 | coinomi Ginco | |
ウェブウォレット | ネット上に仮想通貨を保管 | MetaMask Phantom | |
コールドウォレット | ハードウェアウォレット | 専用デバイスで秘密鍵情報を保管 | Ledger Nano X/Ledger Nano S TREZOR Model TKeepkey |
ペーパーウォレット | 秘密鍵の情報を印刷して保管 | bitaddress.org |
この辺で、また「ゲッ」と拒否反応が出てきた方もいるかと思います。
そんな方は、最低限、次の2つだけお覚えて、一旦流しましょう。
胃もたれして嫌いになる前に、一旦、情報量調整がオススメ。
絶対覚えたい2つのウォレット種類
初心者さんは、まずこの2つを覚えましょう。
- ホットウォレット:インターネットに接続しているウォレット
- コールドウォレット:インターネットに接続していないウォレット
ホットウォレット
ホットウォレットは、常にインターネットに接続しているため、取引をスピーディーにできるのがメリットです。
出し入れが簡単な分、セキュリティ面では心配はあります。
- ネットに接続してオンラインで管理
- 取り出しやすさのイメージは、銀行の窓口
コールドウォレット
コールドウォレットは、インターネットに接続していないウォレットです。
コールドウォレットには、ペーパーウォレットやハードウェアウォレットがあります。
実は、仮想通貨そのものを保管するわけではありません。
仮想通貨の秘密鍵の情報を、暗号化してオフラインで保管します。
保有する仮想通貨へは、PCなどにインストールしたアプリに、紙やデバイスで保管した秘密鍵情報を入れてアクセスします。
- ネットに接続しないでオフラインで管理
- 取り出しやすさのイメージは、銀行の金庫
ウォレットは個別具体的に
正直、ウォレットの分類ってややこしいです。
いちいち、ウォレットの分類から入るより、具体的なウォレットが出てきたときに種類を把握した方が、取っ付きやすいです。
よく聞くMetaMask(メタマスク)は、ウェブ上のウォレットです。
WEBブラウザ拡張機能のお財布です。
ウェブ上にあるので、種類としてはホットウォレットになります。
イメージでいうと、Google Driveにデータを保管する感じ。
MetaMaskはソフトウェアウォレットとも呼ばれるし、スマホアプリでも使用できるので、モバイルウォレットの機能もあります。
綺麗に分類できにくいのが実情。
そのため、初心者さんに非常に分かりづらい。
なので、個別の具体的サービスで覚えるのが、圧倒的に分かりやすいし覚えやすいと思います。
【初心者向け】MetaMask(メタマスク)の始め方・登録手順
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まとめ
仮想通貨初心者さんに覚えて欲しいのは、3点です。
大枠だけ掴んだら、あとは実物を見るのがオススメです。
例えば、リンゴの特徴を言葉で説明されるとします。
「赤くて、丸くて、木になるフルーツで・・・・」と説明されると、ややこしい。
でも、リンゴを目の前に出されたら、「これはリンゴ」と一発で分かりますよね。
だいたい大枠を理解したら、あとは個別具体的に見てみましょう。
ウォレットを個別具体的に見るなら?
ウォレットを個別具体的に見てみるなら、オススメは、メタマスクを開設してみること。
メタマスクを持っていると、まずは、取引所口座との違いが感覚的に分かると思います
仮想通貨取引所の口座をまだ持っていない場合は、一つ口座を用意しましょう。
どこでも良いですが、オススメは国内大手のコインチェック。
アプリが分かりやすく、初心者さんでも直感的に操作できます。
【初心者向け】MetaMask(メタマスク)の始め方・登録手順
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