GameFi(ゲームファイ)を、仮想通貨初心者向けに解説します。
この記事を読むと、こんなことが分かります。
- GameFiとは
- GameFiの特徴
- オススメのGameFi
GameFiとは
GameFi(ゲームファイ)は、Game(ゲーム)とFinance(金融)をつなげた造語です。
初めてGameFiという言葉が使用されたのは2019年で、まだまだ新しいワードです。
GameFi(ゲームファイ)
Game(ゲーム) + Finance(金融)
GameFiは、プレイすることで、仮想通貨やNFTを獲得することが出来るゲームのこと。
稼げるゲームなので、「Play to Earnゲーム」とも言われます。
また、ブロックチェーン技術やNFTがゲームに使用されていので、「ブロックチェーンゲーム」「NFTゲーム」とも呼ばれます。
以下は、全部同じです。
プレイすることで、仮想通貨が稼げるゲームのことです。
- GameFi(ゲームファイ)
- Play to Earnゲーム
- P2Eゲーム
- NFTゲーム
- BCG(ブロックチェーンゲーム)
GameFiの特徴
GameFiの特徴は、大きく3つです。
- プレイの報酬として仮想通貨を稼ぐ
- キャラクターやアイテムが、NFTとして発行される
- ゲーム外のプラットフォームで取引できる
プレイの報酬として仮想通貨を稼ぐ
GameFiの最大の特徴は、プレイの報酬として仮想通貨を稼げること。
「Game+Finance」ですからね。
これまでのゲームでは、ゲーム内のミッションをクリアすることで、経験値やゲーム内のポイントを獲得できました。
でも、あくまで、ゲーム内のトークンや通貨。
現実世界で、円に変えたりすることは出来ませんでした。
GameFiで獲得できる報酬は、仮想通貨。
日本円やUSDなど、現実世界で通貨に交換することができるので、文字通り「ゲームで稼げる」わけです。
仮想通貨を獲得する方法は、こんな感じです。
- ミッションをクリアする
- 他のプレイヤーとバトルする
- 収益性の高いNFTを作る
- ステーキング
- ゲーム資産を他のプレイヤーに貸す
キャラクターやアイテムがNFT
2つ目の特徴が、ゲーム内のキャラクターやアイテムがNFTなこと。
NFTとは
コピーや改ざんができない、一点モノのデジタルデータ。
一点モノなので、デジタルの絵や写真に価値を持たせることができる。
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通常のゲームでは、獲得したアイテムは、ゲーム内で使用するのみでした。
GameFiは、キャラクターや、武器、防具、土地などのアイテムは、NFTとして発行されているので、それぞれ一点モノです。
例えば、要らなくなったゲームアイテムの「金の斧」があるとします。
「金の斧」はNFTになっているので、複製不可能です。
デジタルデータでも、「自分が所有している一点モノ」として、所有権を証明できるのがNFTの特徴。
他のプレイヤーで「金の斧」が欲しい人がいたら、売却することができます。
アイテムがNFTであることため、ゲームをプレイして獲得する報酬とは別に、NFTアイテムの売買でも利益を生むことができます。
ゲーム外のプラットフォームで取引できる
3つ目の特徴は、ゲーム外のプラットフォームで取引が出来る点です。
仮想通貨やNFTは、ブロックチェーン技術が用いられています。
プレイヤーは、獲得した収益を仮想通貨ウォレットに振替し、資産を仮想通貨取引所またはNFTマーケットプレイスで取引することができます。
最終的には、仮想通貨を法定通貨に換金することももできます。
法定通貨とは
日本円や米ドルなど、中央銀行が発行する通貨
ゲーム外の外で取引できるメリットは、例えばゲーム運営にトラブルが起こっても、通貨やキャラクター、アイテムを失う心配はない、という事です。
実際のところは、使えないゲームのアイテム持っていても仕方ないですのが、従来のゲームとの大きな違いです。
オススメのGameFi
GameFiの注目は、年々高まっています。
特に、発展途上国で人気。
物価が安く平均収入が低い途上国では、GameFiで生計を立てている人もいるくらいです。
GameFiが気になる方は、一度プレイしてみるのがオススメです。
- Walken
- UPLAND
- LetMeSpeak
この3つは、どれも無料で始められるゲームです。
【初心者向け】Play to Earn(プレイ トゥ アーン)の始め方・手順まとめ
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WALKN
Walken(ウォーケン)は、仮想通貨WLKNが稼げるNFTゲーム。
アプリ内のNFTキャラクターで、現実世界で歩いてレベルを上げ、アプリ内で簡単なバトル対戦することでWLKNが獲得できます。
Walkenの動物NFTキャラクターは、CATthlete(キャスリート)と呼ばれて、アカウント作成時に、無料でゲット出来ます。
MetaMaskなど外部のウォレットとの連携が必要ないので、簡単に始められます。
まだβ版ですが、2022年6月くらいから盛り上がりを見せていて、Next Stepnか?と期待されているアプリです。
- 仮装通貨WLKENが稼げる
- 現在、WLKNのローンチパッドが開催中
- ヘルスケアアプリと連動で、歩く時にWalkenアプリの起動がいらない
- 簡単なバトル対戦がありゲーム要素がある
Walken
無料posted withアプリーチ
Bybitでは、Walkenで獲得できる仮想通貨「WLKN」の取り扱いがあります。
稼いだWLKN用に口座を持っておくと便利です。
【WALKENの特徴と始め方を解説】歩いて稼ぐウォーケンはどんなアプリ?
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UPLAND
UPLAND(アップランド)は、仮想不動産や、建物を売買していくブロックチェーンゲームです。
売買する不動産は、現実世界と同じ住所や地図を利用している点が特徴。
これまでは、ロサンゼルスや、サンフランシスコなどアメリカにある物件のみでしたが、不動産エリアも広がっています。
2022年7月からは、ブラジルのリオ・デジャネイロにもエリアが拡大しました。
現在は、獲得できるトークンUPXは、まだ未上場です。
そのためUPXを日本円に替えることはできませんが、土地や不動産をUSDベースで売却することもできるので、現金化は可能です。
アメリカを中心にとても人気のゲームなので、UPXもそのうち上場されるのかな、と期待中。
- 不動産売買ゲーム
- 地図や住所は現実世界と同じ
- 2022年8月現在、不動産エリアはアメリカとブラジル
- 2022年8月現在、トークンUPXは未上場で、換金できない
- 不動産をUSDで売却することができるので、現金化する時はUSDで
Upland - Property Trading Game
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LetMeSpeak
LetMeSpeakは、英語学習しながら仮想通貨が獲得できるアプリです。
学習で貰える通貨は、LSTARです。
学んで稼ぐ、Learn to Earnですね。
現在は、残念ながら母国語設定に日本語がないので、日本ではあまり話題になっていません。
でも、LetMeSpeakのTwitterのフォロワー数は、100万人越え。
話題のSTEPNでも60万人なので、ポテンシャルの高さが伺えます。
英語学習アプリとしても優秀で、スピーキングではストーリー仕立てで練習できます。
- 英語を勉強して仮想通貨LSTARを稼ぐ
- 文法、語彙、スピーキング、リスニングと包括的に学べる
- Twitterフォロワー100万人超え
- 2022年8月現在、日本語が母国語の設定がない
- NFTキャラクター2体から、新しいキャラクターを生成し、売却もできる
LetMeSpeak – Learn English
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GameFiで稼ぐには?
GameFiで稼ぐには、最終的に日本円に替える必要があります。
国内取引所でゲームのトークンを扱っていれば、直接日本円に換金できる場合もあります。
しかし、多くの場合は、まずは海外取引所でトークンをメジャーな別の仮想通貨に替えます。
その後で、その仮想通貨を日本円に替えるのが、よくあるスタイル。
旅行でマイナーな国の通貨に替えたい場合に、現地では日本円で両替ができなくて、米ドルを用意していくのと同じ感じです。
最終的に日本円に替えるために、日本円の取り扱いのある国内取引所を一つ開設しておきましょう。
取引所はどこでも良いですが、オススメなのは大手のコインチェック。
作りがシンプルで分かりやすくて、仮想通貨の売買に慣れていない初心者でも、直感的に操作できます。
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